展望岩山(う)地点から西の方を見る。       画像をクリックすれば大きくなります
展望写真2山頂から北西の方向の展望        画像をクリックすると大きくないます
木の葉がなくても癒される空間である
分水界(尾根道)と合流(分岐B)
ハイキング道とは思えない荒れた植林帯 多分この右上にあるのが鏡岩と思われる
広くにぎやかな鏡峠である 中山方面にある不動明王石像
ピークの少し手前が展望所(い)? 分水界(尾根道)は右、真っ直ぐも明瞭な道である
鋸山と勘違いした山「う」地点 岩山を望遠で写す、中央少し左で記念写真撮る
山頂、北眼下の栢野地区をみる 山頂で一応記念写真を撮る
山頂の手前にある三角点 山頂で一応記念写真を撮る
展望写真1岩場から夏栗山(左)、黒頭峰(右)をみる     画像をクリックすると大きくなります
少し荒れてはいるが極楽道である ハイキング道として造られた面影が残る
2005年の三尾山 兵庫100山

★日時
★登山口
★メンバー
★参照地図
2009.12.17(木)晴れ
篠山市小坂佐仲ダム湖半脇
単独
国土地理院【宮田(京都&大阪)】
参考地図
参考標高
起点(Mapion)

消費カロリー :約kcal

歩行距離 所要時間
周回 約 6.7km 約 4時間20分
−− 約−− km 約−時間−分
所要時間
分水登山口9:37 →分水の滝9:44 →展望岩(あ)10:50 →分岐B分水の路10:56 →岩場(い)11:15 →鋸山山頂11:42 →岩場に寄道(う)12:36 →分岐B13:07 →分岐C13:17 →鏡峠(不動明王と林道登山口に寄道)13:35〜13:53 →分岐A14:18 →分水登山口14:24

気分転換にと佐仲ダム湖から鋸山に行ってきた。黒頭峰、夏栗山、三尾山を歩いているのであまり不安のない山と思って出かけたが早朝の気温はこの冬一番の冷え込みでマイナス2度、気合いを入れて出かけた。佐仲峠への林道の途中から左の林道に入り、分水の路(尾根道)から鏡峠−鋸山−東鏡峠まで往復しようと思っていたが、ヤブこぎはしたくないので、Webで調べててたら、2008年に やまあそ氏 が佐仲湖半から国土地理院の破線の道を歩いている、遊歩道と書いてあったので時間の様子を見て東鏡峠までと考えて9:37準備をしてハイキングコース入口からススキのヤブに分け入る。(上の案合図は分かりにくい)

佐仲湖辺案内図

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年度別登山リスト

ススキの下にはじゅくじゅくの踏跡がある、入口辺りはハイキングコースとは思えない状態である。直ぐ茂ったススキ所から抜けるが植林帯も水が流れている状態だ、道とはっきり分かるので適当に歩く、途中小川(沢)に小さな滝が2カ所ある、植林帯から右に入りると快適な道になる。道はジグザクの遊歩道である。少し荒れているが極楽のような道である。時々朽ち果てた木で造られた階段が散策コースとしての面影を残している。    

木々の葉も落ち、木の合間から黒頭峰や夏栗山、三尾山などが見える。!暫く歩くと大きな岩場(あ)が右手にある、ちょっと寄り道する、木をかき分けて岩の上に出た、西の展望が良い、南は一本枯れた木が邪魔で篠山市街地は部分的にしか見られなかった。

岩場から元の道に戻り広い遊歩道(散策路)を歩く、こならの木だろうか?すっかり葉も落ち不思議な空間が遊歩道場に現れる、時期が遅すぎたのは承知で歩いているが真っ青な青空に模様状になった葉のない木々もいい。10:50頃分水界(尾根道)に着いた。風が強くて寒い!気温は5℃もない!風が気温以上に寒さを感じさせる。尾根道も良い雰囲気である。やがて尾根に尖った帽子のような巨岩の壁が立ちはだかる。この尾根岩は熟練者でなければ無理のようで脇道が造られている。

巨岩を回り込むと岩の上に出る道がある。木をかき分けて先端近くまで行く、ここから西の眺めは素晴らしい!、先端まで行くとどこかの漫画家のようになっては大変なので少し手前で写真を撮る。帽子を飛ばしそうな強風、とにかく寒い!写真を撮ったら早々に引き上げる。季節が良かったら良い休憩所である、同じ展望が岩場(う)地点でもみられたので写真は帰路写した展望写真(下記)を見て下さい) 岩場から10分ほど歩くと尾根とは思えないコナラ?の広場?に出てくる、何ともいえぬ空間である。

少し歩くと左に鋸のような岩山が木々の間から見える、危険だが木に捕まって何とか岩山の写真を撮ることが出来た。ここが山頂と思っていたがしばらく歩くと道は反対の方向にテープが木に巻かれている。帰りいけるところまで言ってみようと、先ずは鋸山を目指した。11:40鋸山の山頂に着いた。ここからは東の展望や北の集落や山々が爽快である。食事するには寒すぎる。東側の直ぐ近くのピーク気にはなったが鋸のような岩山に行くため引き返した。

途中日が差し込んで風が少ない所で休憩してからあの岩山を目指した。分岐C点で北に向かう。100mほど歩くと巨岩が先を塞ぐ!左の岩に沿って踏み跡がある。巨岩の間から岩場に登れそうだったので登るが!荷物が邪魔で登り難い!、リュックが木にひっかからないようにと、掴んだ岩が崩れないか確かめながら登った。登り切ってから岩の裏に回り、西の岩場のに着いた。絶壁は苦手である。天井岳とは比べられないがそれでも滑落すれば命も落としかねない。。西端の岩の真ん中辺りでこわごわ記念撮影してから同じ道を戻り、鏡峠に向かった。ここの岩場も素晴らしい所である。

岩場から慎重に下り元の分水の路(尾根)を歩く、途中で展望岩(い)を見る(ピークの少し下の岩場)。13:10頃登ってきた分岐Bに着く、分岐Bから100m程度西から春日町松森に下る波線が国土地理院地図にはあったが見つけられなかった。快適な分水界(尾根道)を歩いていくと案内のあるところから真っ直ぐにもいけそうだが案内は右である、この分岐Dを少し様子を見に行くが割と明瞭な道である、どこに下っているのか分からない? 引っ返して分水の道(尾根道)を歩いて行く、途中また左に道があるがこちらは直ぐとヤブのになる。

引き返してまもなく鏡峠(14時前)に出てきた。中山に下る道は明瞭なので不動明王がる所まで行ってた、少し下った辺りに思ったより小さな石像がポツンと寂しそうに建てられていた。この辺りは何時頃か主要道路だったと思われる(碍子があちらこちらに落ちていたことから)。鏡峠まで引き返して、次は三尾山方面の道に行く。200m程度に2005年林道から歩いてきた分岐Dに出た、昔と変わっていない感じで懐かしい! 分岐を確認して鏡峠まで戻り小坂と書かれた佐仲ダム湖に下る。

鏡峠から中山の道も明瞭と思ったのだが、少し下ると沢か道かヤブか分かり難い道となってくる!この道ハイキング道と案内には書いてあるが・・・・。沢を右に左に歩き易いところを歩くので靴はどろどろ!防寒着はイバラでひっかきながら下るのだが所々良い道に出る(遊歩道の面影か!)適当に明瞭な道に出たりしながら沢を下ると植林帯に下ってきた。下ったところが間違っていたのか?植林帯には踏跡さえない!小川を下れば朝、分岐Aから見た良い道に出てくるだろうと林道の中を流れている小川を右に左に適当に歩く。(迷うことはない) 感で分かるところだがナビを見る。ナビは全く受信していない!やがて大岩の多い所に出てきた。鏡岩があるところと分かったがどれが鏡岩か分からない。適当に岩を写して分岐Aから14時半前に登山口に戻ってきた。

ハイキング道等の案内は国土地理院の地図と同じ、信用は出来ない。昔造った散策路等、全く手入れをしていない所が多いからだ。低山の山歩き箱のようなものである。今回歩いた鋸山つまらぬ山と思っていたが少々冒険的なこともさせてもらった山歩きだった。やまあそ氏がこの山はヒカゲツツジの咲く頃が良いと教えてくれた。春歩きたい山であるが多分もう歩くことはないだろう。

鋸山を気持ちよく散策するなら鏡峠から下るのではなくピンクの林道から下る方が楽であり展望台(行っていないが)に寄って歩く道を進めたい。

2005年三尾山を歩いたと佐仲峠の直ぐ西側まで林道が整備されていたので確認したかったが疲れてたので(車で帰る途中30分程度仮眠するぐらい疲れていた!歳を感じさせられた)見に行かなかったのが少し残念である。

帰路、登った岩山、木にしがみついて撮った岩山(う)写真右の左端近くまで行ったがその先は絶壁のようなので行かなかった。良い岩山である、是非寄り道することおすすめします。     

鋸山
のこぎりやま
605.9m
分水界の標識のあるハイキンコースの入口 鏡の滝?