下山途中の展望所 愛染明王(右上)が祀られている愛染窟
まだ記憶に残る三嶽山頂
展望岩場辺りから北の展望、左の兜のような山がP650で山頂直前に西の覗き(兜山中央岩場の一番上)がある
分岐から少し下った辺りの岩場 P650の西の覗から三嶽を望む
とんがり帽子岩場の直ぐ東の岩場から見る180度の展望、左端:三嶽、 右端奥:西ヶ嶽、右隅とんがり帽子岩(自称)
案内は立派だがかなり荒れた道らしい
西ヶ嶽約300m手前(西)と藤岡へとの分岐直ぐ手前辺りのピーク状地点から北の展望
西ヶ嶽近くの笹に覆われた道 西ヶ嶽山頂、南と北に少し展望がある
栗柄奥に下る三嶽への一般的な登山道 岩の向こうからの展望は素晴らしい
別尾根に着く(地理院地図では左からとなっているが?
植林帯の中を緩やかな階段状の道が続く ジグザクの道をに登り切った所の尾根道


所要時間  
県道91脇P8:15 →栗柄口登山口8:19 →尾根9:06 →分岐(藤岡)9:36 → 西ヶ嶽9:48〜9:54 →分岐(栗柄奥)10:19 →展望岩10:21 →三嶽11:03〜11:15 →展望岩(昼食)11:36〜12:10 →分岐(栗柄奥へ)12:15 →西の覗12:25 →愛蔵窟12:51 →林道終点13:07 →旧県道(登山口)13:17 →県道79脇P13:45

消費カロリー :約1,5000kcal

歩行距離 所要時間
−− 約8.0km 約4時間40分
−− −−−− −−−−
参考地図
参考標高
起点(Mapion)
★日時
★登山口
★メンバー
★参照地図
2007.06.21(木)曇り
篠山市栗柄口県道脇(広場)
単独
国土地理院【宮田(北東)】
梅雨時の天気は難しい、前日夜の予報では夜から雨であったので以前雨のため三嶽で引き返した山(西ヶ嶽)に栗柄口から歩いてみることにした。車のナビに緯度入力して行くが非常に精度が悪く県道69(春日)方面を指示する。地元の人に西ヶ嶽の登山口を聞くと “八柱神社に車を止めて案内通りに行けばいい” と教えて貰った、登山口から林道が続いていたので終点まで行ってみた。登山道は良い道ではあるが地図を見ると西ヶ嶽と三嶽の中間辺りに出るようだ、しばらく考えたがやはり栗柄口から西ヶ嶽を往復するコースを歩くため引き返す。橋を渡った横の空き地に車を止め登山口を探す、栗柄口バス停の直ぐ南に人家があり、その庭?を横切ると登山口の案内があった、車まで引き返し雨具等の準備をして8:15出発する。民家の脇を抜け登山道に入っていく。

茶畑を過ぎると薄暗い植林帯になり、緩やかな階段が設けられた不安のない道である、地図の波線の分岐(藤岡ダムに行く道=T氏はこの道の途中から尾根を歩いているようだが?)を注意しながら歩くが確認できなかった。明瞭な階段の道(地理院の波線通りの道)を歩いていく、コナラ等の雑木林に入りジグザクの急登を登っていくと尾根に出た、案内に “三岳−矢代” と書かれていた。右への尾根道明瞭とは言われないがしっかりした踏み跡が見られる。地理院の地図では藤岡ダムからの道らしい。

国土地理院の各波線の分岐点を入力して来たがほとんどそのような道は見つからず尾根からP574の東の尾根に出てきた。(下の写真) 地図の波線は西側からここに出てくるはずなので様子も見に行くがとても歩く気がしない雑木林の藪になる。結局P574には寄り道出来ずにそのまま東に向かう。

分岐から笹で覆われた道を登っていくと、9:48西ヶ嶽に着いた。もう汗びっしょりである、蒸し暑さと風がないのでバテ気味である。山頂から北と南に少し展望がある、天気が悪いのですっきりしない。気分もすっきりしない。地図を見てしばらくどうするか考える。、朝、栗柄奥の林道終点(広い登山道)を見ていたので分岐まで行ってみて下り道が良かったら栗柄奥に下ろうと東に向かう、直ぐ笹は刈られた道となり歩きやすくなったのだが急な下坂道で、しめっているため良く滑る。

下った後は急登であり、ピークに着いたら又急な下り道である。次のピークに向かう途中、案内があり、北に広い道が下っていた、栗柄奥に下る近畿自然歩道らしい、バテているが安心する、安心すると人間欲が出るらし、以前は雨の三嶽であったので行ってみることにした。歩き始めて直ぐとんがり帽子のような岩があり、岩の南に回ると良い展望が広がる!左には三嶽、右には西ヶ嶽まで見える、良い所である。

長い急な道を登っていく、途中2ヶ所ほど岩場があり展望もあるが、先ほどの岩場が一番良い場所である。喘ぎながら登っていく、11:03バテバテでやっと三嶽に着いた、南に杉が邪魔ではあるが展望がある、北にも木の合間からゴルフ場が見える。芝生に寝ころびたい状態で有ったが湿っていたので方位盤に座ってしばらく休憩する。11:15 来た道を戻る。
下りで濡れた岩の道は滑るので要注意である、ゆっくり下り 11:36岩場に戻ってきた。下着を着替えてゆっくり休憩する。天気があまり良くない(予報では県北部は昼から雨)、もう少し休んでいたかったが 12:10 栗柄奥に下る分岐に向かう。12:15分岐から栗柄奥に向かう、急斜面を滑らないように下り少し登ると荒々しい岩場に出た。鎖場を下りきって登り返すと”西の覗”の岩場がある。

西の覗からP650の西を回り込むと岩場と鎖場の激下りの道となる、岩場で大冷や汗をかく(汗と疲れで集中力が薄れていたのか岩に膝をぶつけ反動で断崖を転げ落ちそうになる)、一呼吸してから慎重に下る。ゆっくり慎重に下っていくとこの道の最後の展望となる岩場に下ってきた、ここも気分の良い所である。しばらく下っていくと植林帯に入った辺りに愛染窟の案内が立てられていた。ちょっと寄ってみる。

愛染窟から少し荒れた植林帯の道を下っていくと広い道となり、朝来た林道終点に下ってきた。舗装林道を下る頃から日が差し始める?? 更に蒸し暑くなる、林道に入った辺りに登山道と所用時間の書かれた案内図がある。旧県道を少し歩くと八柱神社(大きな駐車場もある)がある。神社にお参りして青空が広がった県道を歩く、相当バテ気味である、ゆっくりと歩くが気分が悪い、熱中症直前か? 13:45やっと車迄戻ってきた。藤岡ダム登山口探索や岩屋観音を見に行く気分になれない。しばらく休憩してから帰路についた。
良い山歩きだったのであろうが蒸し暑さと体調不良?で何とか歩かさせて貰ったと言う山歩きであった。

上の写真地点から約100m辺りでピーク状の地点に着いた、ピーク状地点から北に道があるようだが?直ぐ道は確認きない状態であった、この辺りから篠となり少し登った辺りで初めて展望らしき場所に出てきた。真北に栗柄の集落が見える、左の尾根は鏡峠に続く尾根なのだろうか?

少し歩きづらい(笹が濡れている等)道を下っていくと案内があり、藤岡 L=1450m 時間40分と書かれていた。笹藪をのぞき込むが全く歩く気の起こらない笹藪道であった。
(藤岡ダムから歩いた人のWebを見たが苦戦していたようだったので、藤岡ダムから登る計画を諦めた道である)。 

帰りにゆっくりすればいいと先に進むと、直ぐ東に岩場が有りこちらの方が落ち着く岩場(広い)であり、とんがり岩場と同じような展望が得られてた、帰路ここで昼食をとることにして三嶽を見上げながら(ため息が出る!!)気合いを入れて三嶽に向かった。

藍染窟について、天然の岩穴で修験道の行場と言われ奥に藍染明王が祀られています・・・・・・
愛欲と悟りを開く神です。私利私欲を悟して心pを常に美しく保つことを教えたと言われてます。・・・・
この窟の前でNHK連続テレビ小説 「甘辛しゃん」の主人公の少女時代の秘密の場所としてロケされた云々と書かれていた。

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年度別登山リスト

三嶽:ふるさと兵庫50山

三嶽:兵庫100山

西ヶ嶽〜三嶽
 (にしがたけ) 〜 (みたけ)
727m    793.4m
駐車場所から南に約300mにある登山口 小さな茶畑の横を抜ける