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御祓山
(みはらいさん)
773.1m
                          
          兵庫100
                                                消費カロリー:約1,270kcal
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2007.04.24(火)曇り メンバー :単独
歩行距離:約6.1Km 所要時間:約3時間40分 登り:2時間30分  下り:1時間10分  

所要時間 :
登山口(駐車場)9:30 →分岐A9:40 →東屋9:43 →(ミツバツツジ群生地帯) →分岐B11:24 →山頂12:03〜12:40 →分岐B13:00 →(南コース) →分岐A14:43 →登山口(駐車場)13:52
(北コースは東屋から古道などのコースがあるが合流したり分岐したりしているので適当に歩いた。
 約40分は写真撮りと推測)


須留ヶ峰の登山口を探す時から気になっていた山である、ミツバツツジの群生地でもある、阿舎利山に行く予定をしていたが、どちらも展望は期待できない山なのでまだ咲き残っているミツバツツジがあるだろうと思い急遽御祓山に行くことにした。6時に家を出て9時半前に駐車場に着いた。準備をして9:30ミツバツツジのある北コースから登ってみた、分岐Aを過ぎると直ぐ東屋がある。ここから古道などがある(分岐したり合流したりしている)古道は道が悪そうであったが古道を歩くことにした。
       
県道6から100mほど奥にある広い駐車場(登山口) 南・北コース分岐辺りから見る東屋


まだ十分に満開のミツバツツジがあり歩いているより写真を撮っている時間の方が長い、あちらこちら歩きながら写真を撮る、気分がウキウキする、欲を言えば抜けるような青空なら最高であったが薄曇りである。が歩き始めて約1.5km辺りから思い出深い大杉山と須留が峰が南に見られだした。藤無山も見えているのだろうが確認は出来なかった。
       
標高500m辺りから南西を見る みはらし台近くから東方向のミツバツツジを見る


やがて小ピーク辺りでみはらし台とみづめ桜の案内があった、写真で時間をとり過ぎているのでみづめ桜に向かう、杉林の中を歩いて行くともうほとんど散ってしまっていたみづめ桜の案内所に着いた。案内には満開のみずめ桜の写真と1997年に大屋町の天然記念物指定された等々が書かれていた。花は諦めていたが残念であったのは木の根本が相当踏み固められていたことである。注意書きは守ってほしいものである。
       
みはらし台辺りから大杉山・須ヶが峰を望む 大屋町天然記念物のみづめ桜


みづめ桜を過ぎると見る所はない、黙々と杉林を歩いて行くと尾根の分岐Bに着いた、南コースとの合流点である。北コースの地肌が見えてる道とは違い落ち葉が堆積している。同じ道を下山するか考えながら尾根道を歩いていく、がミツバツツジの所ではしゃぎ回ったのでこの尾根道の急登で足があがらない。時間は十分あるので休憩しながら歩いて行く。尾根から少し麓を回り込んだ辺りに注意書きがぶら下がっていた。転げ落ちたら40〜50m?ぐらい転げ落ちるかもしれない所である。
       
南コースとの合流地点、山頂は左上の尾根道 尾根を迂回している要注意場所


危険地帯を過ぎると緩やかな広い平らな所に出てきた、城跡か?と思いながら進んでいくと直登道になる、完全にダウンである。ゆっくりジグザクに登っていく、山頂直前にアンテナ塔が無惨に残骸を横たえていた。そこから数メートルで山頂であった。展望は初めから期待してなかったので山頂をうろうろする。東方向にテープがぶら下がっている、しっかりした尾根道が下っていた。樽見の大桜方面に下っている道と思っていたが家で調べるとカカナベ峠方面に下っている尾根道らしい?、山頂は三角点は欠けている(誰かがテープで固定していた)何故壊すのか!。北側にはカップ麺、2リットルのペットボトル等のゴミもある、小木の松の木に銀色のテープが絡みついていたので、これだけでも外そうと思ったらステンレスのバンドで、外されなかった。
       
山頂に用済みとなった共同アンテナが倒れてた 山頂(登ってきた所から見る)


山頂の南の斜面に少し展望が得られる場所があったので久しぶりにゆっくりと昼食をする、最近体力がないのか気力がないのか定番のラーメン定食とは遠ざかっている(重くなるので)。それでも宮崎のたくあんとにぎりで十分である。食後さらに斜面を下るが、残念ながら須留が峰は木の陰で見られなかった、特徴のある粟鹿山(左奥)や武田城跡は確認できた。
        
テープもぶら下がっている東北東への道 山頂から南東の展望(左端奥は粟鹿山)


12:40山頂を後にした。下りは要注意である、靴も底がすり減っているのでスティックにかなり重きをかけ下っていく、あの危険地帯直前で帽子が木にひっかり転げ落ちた、10mほどのところで木に引っかかったので木をつかみながら取りに行った。これが自分であったら数十メートルは転がり落ちていたかもしれない。ちょっとの油断が命取りになること肝に銘じて下っていく。山頂から20分ほどで分岐Bに下ってきた。同じ道下る価値はあったが南コースも見たかったので南コースを下ることにした。ここからの道はジグザグに下っている(尾根を直下している道もある、)のんびりジグザグの道を下る、倒木とコナラ、ちょっと考えさせられた光景であった、さらに下って行く時、登る時歩いた“みはらし台”辺りから御祓山方面が望めた。13:43北コースと合流し、渓流を眺めながら13:52登山口に下ってきた。六甲山系では歩いていて人と会わないことは無かったが、これだけの良い山なのに誰一人会うことはなかった。
       
北コースで見た倒木とこならの若葉 標高400m辺りから見るみはらし台辺りと御祓山


時期が遅いと思っていたが十分に楽しませて貰ったミツバツツジ、これだけ花が密集していたら見応えがあり、しかも濃いいピンクが青葉に対比して久しぶりに和ませて貰った。良い山です絶対ゴミは放さないようにして下さい(どの山もですが)
岐路宮本から県道279(林道)に入ったのであるが須留ヶ峰の宮本登山口を見つけた。2005年に登った人のWebを見るとかなり荒れた道のようである。


余談
地元のご老人と話すことが出来たので、御祓山のことを聞いてみた。 “かなり昔山頂に社があり地元に移して今は御井神社として祭られている“ とか! ご老人も知らない時期であるので相当古い時代に山頂に御井神社が有ったのだろう、だが何故御井神社なのかな?。Webで調べるたが詳細は不明、だだ山頂辺りに宮屋敷、御井ヶ淵等の字名があるらしい。



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