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来日岳
(くるひだけ)
566.7m

                                                     
ふるさと兵庫50山
消費カロリー:約1,200kal 兵庫100山
                     
参考地図    参考標高  起点(Mapion)
日時   :2006.12.06(水)曇り メンバー :単独 入口 :−−−−− 
歩行距離:5.9km  所要時間:約3時間30分 登り:約1時間44分 下り:約1時間45分

所要時間 :(山頂から登山口まで下って山頂迄登った山歩きです)
山頂(P)9:57 →八畳岩(展望台)10:04 →山頂迄10分10:31 →山頂迄30分10:46 →中間点10:58 →304mの頭11:12 →天望11:17 →登山口11:42〜11:51 →天望12:23 →304mの頭12:31 →中間点12:42 →山頂迄30分12:58 →(雪道になる)12:05 →山頂迄10分13:18 →(天望櫓) →山頂13:35 
  


予報では久しぶりに日本海側晴れマークが付いた。6時前に家を出たが氷上辺りから小雨が降り出す。相変わらず当たらない予報である。来日岳と蘇武岳は共に山頂辺り迄車で行ける山なので最短距離登山でもと思いながら来日岳に向かう。もう水害の痕跡(表面的だけかも知れないが)は分からない、豊岡市街地を抜けて来日岳登山口辺りに9時半頃着いた。
登山口に向かうJRのガードは目に付いたが近くに駐車場がない。

あ豊岡市街を抜けた辺りの県道3から霧雨に霞む来日岳を望むあ


地図を見て来日集落のお寺に車を止めてお寺からの破線が歩けたらと来日集落にはいるが分からずそのまま山頂迄走ってしまった。山頂に10時前に着いた、山頂辺りは雪が積もっていた(今年度初見雪で有る)。
山頂では2人連れの方が雲海を撮っておられた。私も20数年前雲海を撮ってたことがつい最近のように思い出された。
山頂風景でもと写真を数枚撮っていると 「八畳岩−天望台」の案内があり階段道が下っていた。.
薄陽が差してきたので三角点を写真にとって、ポシェットとステッキを持って八畳岩に怖々下っていく。
          
山頂から西の展望 山頂から見る円山川と豊岡市街


約100m下ると大岩(八畳岩らしい)に着いた、大岩の横を回り込むと約180度の展望が開けてた。中途半端な天候のため感激する展望ではなかった。下山道を探す、岩からは下ってなさそうであったので北方向の広い散策路歩いていく、約100m歩くと分岐があり広い道が下っていた。左に戻れば山頂らしい、戻ろうかと思ったが、陽が差し込んできたのでつい何時もの癖で少し様子を見ようと下る、獣の足跡が残る道をカニ歩きで下る。
          
山頂から西の展望 山頂から見る円山川と豊岡市街


数日前に降った雪なのかジュクジュクしてスティックがなければ下れないぐらい滑る。それなのにもう少し様子を見てみようと下っていく、10:31山頂迄10分の案内の場所に着いた。
引き返すか迷ったがもう少し歩いてみようと10分ほど下ると雪もなくなった。快適な道となったので更に下ると 10:46山頂迄30分の案内があった、更に下っていくと中間地点の案内があった、ここまで来たらもう登山口まで行くしかない。
ここからちょっと道が狭くなり、登り道になる。
          
雪が無くなると快適な道である 中間地点の案内板


木々の間からピークが見える、ピークの麓を回り込んでくれ!と願うが道は無情に登って行く、11:13 “304mの頭”に着いた。ここからが引き返したくなるような急下りとなる。
ここで引き返したら “男?が廃る??” と注意深くスティックの助けを借りて下っていく。11:17天望?(意味を調べるが辞書には載ってない)に着いた、木々の間から山頂が見える登山道には数えられないほどの石像が祀られていることからして来日岳は信仰の山であったのだろう、なら天望も少し意味が分かる気がする。     
          
304mの頭 天望(木々の間から山頂が望める)


304mの頭からは急激な下りで、濡れた落ち葉と粘土質の道と岩でスティックを頼りに下っていく、植林帯に入ってしばらく歩くと石像に“がんばれ!! いい汗かいている?? 森の仙人より”の真新しいメモ書きが置かれていた。そこから10分ほどで登山口に下って来た。
          
天望から見る来日岳 登山口、山頂迄95分と案内には書いてあるが!

左に朝見たガードが見える、車では入ってこれない、右側は雑草が茂っていた(地図では破線があるが?)5分ほど休憩して“304mの頭”まで急登と格闘する、急登で滑り(半回転する)ヒヤッとする 『この登山道粘土質なの要注意である』。 ゆっくり足下を確認しながら登って行く、12:31やっと“304mの頭”に戻ってきた。パンツまでぐっしょりである、ここから楽と思ったが中間点からの登り粘土質の道のためか良く滑る、又スティックに頼りながら登って行く、山頂迄30分の標識まで戻ってきた。後少しと頑張るが雪道に入ると更に滑る(当たり前か!)、分岐で朝下って来た道に行かず真っ直ぐ山頂に向かう、山頂への途中に展望櫓があったので寄ってみたが天気が良くなかったのですっきりしない。
          
国道横のJRガード(中央)が見える 山頂直前(遊歩道脇)の展望櫓


櫓からの展望、天気が良ければ素晴らしい展望なのだろうが(中央左は津居山湾から日本海に流れる円山川)



櫓から直ぐ今日2回目の山頂到着である。着替えをしてから遅い昼食をとるが疲れ切って食欲がない!
先日の淡路では寒かったのに来日岳ではパンツまで汗びっしょり、この山はやはり厳しい山である。通信塔群と山頂迄舗装道路がすっきりしない山であるが今日は逆に利用させてもたった車道である。おかげでいい汗かかせて貰った。