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斟鉢山  (宮崎)
(くんぱちやま)
500.4m
                                                     

宮崎百名山

                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2007/10/4(日)曇り メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約12.7km 所要時間:約5時間30分 登り:約2時間30分 下り:約3時間0分

所要時間 :
丸野登山口(P)8:10 →ひょうたん淵橋8:30 →硫黄谷休憩所8:40 → かえで橋8:53 →分岐A8:58 →分岐B9:20 →分岐C9:26 →山頂10:48 →(下山道探索) →山頂11:30 →かえで橋13:10 →(休憩35分)→多目的広場13:54 →平成登山道入口(引返地点)14:04 →(遊歩道) →丸野登山口(P)15:15   


昨日登る予定、病院行きのため今日になった、予報では晴れのち曇り、8時前に丸野登山口に着いたが渓谷は霧がかかっていた。一応雨具(簡易カッパと傘)をもって遊歩道を出発する。予定はかえで橋から1.7km直登の道を登り、時間と体力に余裕が有れば赤松展望所から平成登山道を下る予定であった。早朝に雨が降ったのか遊歩道湿っぽい。登山口より数軒の人家を脇を抜けると車通行止めのゲートがある、通行は重なり合ったゲートの間を通り縫えていく。
      
丸野登山口(駐車場トイレ辺りより) 重なりゲート合間から通行

            
のんびり朝霧の遊歩道を歩いていくとひょうたん淵橋がある。橋を渡った辺りから巨岩が河原に目に付く、和む渓谷である。自然林はやはり良い。兵庫県の三谷ダム遊歩道(昔、材木運搬トロッコ軌道)によく似て懐かしい、硫黄谷休憩所の手前で数メートだがレールが残されていた、この遊歩道トロッコ軌道の跡に造られた遊歩道である。
      
ひょうたん淵(ひょうたん橋) 川に巨岩が目に付辺りの遊歩道


レールが残ってる場所から直ぐ硫黄谷休憩所についた、休憩することもなく登山口に向かう。8:53かえで橋に着いた。橋には斟鉢山登山口と書かれたいた、案内の地図を見る!直登コースと北尾根に回り込むコースがあるようだ。少し川沿いを歩き山に向かうと分岐Aがある、右は橋があり道は有るのだが斟鉢山と書かれた案内は左である。
      
硫黄谷休憩所(双石山登山口) かえで橋(帰路南側から撮影)


案内通り左の道を登っていく、いきなり急登な道となる!、登山道は濡れているので注意しながら木の助けを借りて登ろうとするのだが、木をつかむと滴が降りかかる。生命力がすごい古木が、根を踏まないように歩こうとするが道一面根だらけである「ごめん」と言いながら歩かさせて貰う、しばらく急登を登っていくと分岐Bが有る、斟鉢山は左、右も踏み跡はある。更に登っていくとまた分岐Cが有る案内は鋭角に左に登るように書いてある、右は分岐Aからの道かも知れない?
      
生命力を感じる古木と登山道 分岐B?分岐Aからの合流点か?


この鋭角に曲がった辺りから北尾根周りの道を歩いていると思い込む。一端思いこむと直登の尾根道も北からの尾根道と思いこむのが怖い!岩尾根道から小さなアップダウンを繰り返して10:48 霧の山頂に着いた、この山も霧で何も見えない!ビショビショの下着、着替えたら雨である!小松山、男鈴山、朝陣野と霧雨ばかりである。少し早いがカッパを着て昼食にする、さえない昼食である。昼食後山頂を探索、(まだ来た尾根から登ったと思っている)、山頂の案内に東方向に「曽山寺」、「赤松展望所」と登ってきた道に「かえで橋」の案内がある、磁石を出して調べるが北側に急激に下った道?があるが案内はない!直登に下る道を探す(今で登ってきた道が直登の道)が見つからない!こうなると赤松展望所から下る道も信用できなくなり、11:30同じ道を下る。
      
岩尾根道 霧に包まれた山頂(左端三角点)

                      
13:10かえで橋まで下ってきた。足が少々痛み、左手首軽い捻挫?した状態であったが意地になって平成登山道確認のため遊歩道を南に向かう。かえで橋から少し歩いた所に休憩所があったので少し休憩していると初めて登山者が遊歩道を南から歩いてこられたので話を聞かせて頂いたら遊歩道を椿山キャンプ場まで行った帰りとのことであった。(往復すると19km近くある)2年前の台風で登山道もエリアマップと変わっていることや遊歩道の話、花切山、岩壺山、赤松展望所などいろいろ教えて頂いたが、結局岩壺山は花切山から歩くのが遠いが一番安全のようだ。(跡になっても花桐山から登られなかったのだが)
      
かえで橋から南の遊歩道 休憩所(多目的広場?)


お礼を言ってから分かれてゆっくり南に歩いていくと川側に広い広場がある多目的広場に出てきた、地図では直ぐ先に平成登山道があるようなので休憩無しで歩いていくと、家があり、私有地につき立ち入り禁止の標杭が?(自然休養林に私有地??)その右側を歩いていくと直ぐ第一家一郷橋に出た、その先に平成登山道入口の標識が見えていた。
      
第一家一郷橋 平成登山道入口


登山道の様子を見るため水が流れている登山道を100m歩くと分岐があり、案内に左:山神入口、右:赤松展望所と書かれていた。(山神の方が整備されていた)、歩くこともないだろうが確認も出来たので遊歩道を丸野登山口に向かう。下る途中単車1台??、若者3名、熟年者2名が15時頃遊歩道を南に向かって歩いてきた??、かなりバテ気味だったので会釈だけして15:15丸野登山口に戻ってきた。良い天気になっている、山頂が雨でも都城は晴れていたらしい!帰る準備をして国道269を走っていると通信塔だらけの鰐塚山が雲の合間に姿を現したので脇道に入って写真を撮る。通信塔は2年目に比べ倍ぐらいになっている、地上デジタル放送のためか!
      
平成登山道入って直ぐの分岐(右赤松展望所) 帰路通信塔群が気にかかり撮影した鰐塚山



斟鉢山は標高は500mと低いが、かえで橋から急登の連続、厳しい山だ!濡れた道は下りは、特に気を遣うが、それでも数回滑った(左手首痛める)、今回も又太平洋を見ることもなく雨の山頂で昼食をとり、黙々と同じ道を歩いて来ただけである。行っても展望は期待できなかったろうが、勘違いで赤松展望所に行けなかったことが少々残念であった。
次に岩壺山を考えている、が岩壺山に登るためにの登山口が見つからない、花切山から往復約すれば6kmの道を歩くことになる、花切山は平日なら椿山森林公園から歩かねばならない!(約往復8km)、岩壺山までは我が体力ではきつそう!!、岩壺山どうするか?




加江田渓谷と加江田森林鉄道
加江田渓谷沿いの遊歩道は木材運搬用のトロッコが昭和30年初期まで使用していたそうである。丸野駐車場が伐採木貯積場で直ぐ北に製材所があったと遊歩道を往復されていた地元の方から教えて頂いた。
Webで調べるが詳細は見つけられなかった、ただ1973.7に白黒写真のトロッコが走っている写真を撮られWeb「加江田森林鉄道」に載せられた方が居られた。
今もほんの一部レールを残された部分がある。大切に守り続けたい加江田渓谷である。



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