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笠杉山ー西段ヶ峰
(かさすぎやま)   (にしだるがみね)
1032.1m   1088m

                                                     
2017/8/22書き換え 西段ヶ峰=杉山
西段ヶ峰は標識から杉山となっていた
笠杉山:兵庫100山
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2006.06.12(月)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約7.1km 所要時間:約3時間10分 登り:約時間分 下り:約時間分  

所要時間 :
笠杉山登山口(P)10:18 →十字分岐(尾根)10:35 →山頂11:05〜11:45 →十字分岐12:05 →山上庭園12:46 →分岐12:58 →西段ヶ峰13:03〜13:12 →分岐13:15 →山上庭園13:27 →十字分岐13:51 →笠杉山登山口(P)14:00    


初めて登る山は何時も不安である、笠杉山も事前に調べたが3ヶ所ある登山口のいずれも安心して登れそうにない。笠杉山と予備の大段山が駄目なら予予備の千町ヶ峰を林道から登る計画で7時30分家を出る、神明・加古川・姫路・太子バイパス経由で国道29を走り、一宮町安積橋から県道6に折れ三方橋南詰めから国道429に入り百千家満公民館を右(東)に折れて千町集落に向かう。途中今年4月に出来たばかりらしい草置城に寄って見た、小さな城の裏から展望所に行く道があったが目的の笠杉山に向かう。上千町の舗装道路から林道がY字に別れている、左は工事中で通行止め、右に行ってみる、約2km地道を走ると林道分岐に笠杉山登山口の標識があった。この辺りは“しそう森林王国”の敷地内らしく遊歩道が整備されていた。分岐横に車を止め標識の登山口を調べる、があまり踏み跡はない?、うろうろ探すと右の林道脇からハッキリした道が見つかった。準備をして10:18出発する、よく歩かれた道のようなので安心して登って行く。
          
標識はあるが登山口でない 分岐から右林道直ぐ脇にある登山口


            
非常に快適な植林帯の道を登って行くと20分弱で十字分岐(尾根)に着いた、分岐には小さな石仏が置かれ天保14年7月吉日と彫り込まれていた、と言うことはこの道も非常に歴史ある道なのだろうか!?、十字分岐から東に下れば田路集落へ、南の尾根は山上庭園経由杉山へ、北は笠杉山と標識に書かれていた、田路への道は鹿除けのネット(扉有り)の先に下っていたがちょっと不安な道の感じがする。他の3方向はしっかりした道であった。
          
快適な登山道 十字分岐(尾根)



石仏に手を合わせてから北の尾根道を登って行く、登り始めて直ぐ右(東)側に林道の終点があり田路地区からの林道のようである、林道が歩けたら田路からも登ってこられそうである。快適な尾根道を登って行く、両側とも切れ込んだ刃物状の尾根道である。
          
田路からと思われる林道終点 十字分岐からの快適な尾根道



分岐から案内通り30分で山頂に着いた、気温は24℃、微風ながら清々しい、山頂は雑木林が伐採されているが展望は西方向の一部だけである、石だらけの山頂は雨で土が流されたのだろう(三角点の埋め込み部が20cmほど露出している)、展望は今一であるが定番の昼食とする。食後北の道の様子を見に行くが見た限りではしっかりした道である、この道も笠杉トンネルから林道沿いに登ってこられそうである。上千町から2時間ぐらい予定していたので、千町に戻って大段山に登るか山上庭園を見に行くか考えか、決まらないまま11:45山頂を後にする、20分ほどで十字分岐に戻ってきた、下る間に決めた大段山に登る前に少し南の尾根道様子を見に登る、しっかりした道である、木々の間から、崖崩れした田路からの林道が見える、歩かれたら視界の良い道のようだ。
          
笠杉山山頂 山上庭園に向かう急登から田路からの林道を見る



植林帯の急登を過ぎるとブナの緩やかな道に入る、12:30まで歩いてみることにする、12:31西にハッキリした分岐があり木に“山上庭園から杉山” のプレートがぶら下がっていた。ここまで来たら大段山は諦め山上庭園を目指す。尾根的でないのでちょっと不安であるが踏み跡を注意しながら歩いていく。12:39 “真っ直ぐは杉山ピーク・段が峰、下矢印でくじら石、北方角に笠杉”と書かれたプレートが木につり下げられていた、くじら石?道の両川に踏み跡は全くないのでそのまま山上庭園に向かう。ブナ林を過ぎた辺りから平らな道となり別世界の感じである。12:44山上庭園(プレート有り)に着く、何となく庭園の感じはする、ここで引き返そうと思ったが南に2本、通信用?のポールが気になりそこが杉山かも知れないと思いそこまで行ってみることにした。
プレートに杉山と書いてあるから表示通りに書いたが、私にとってはダラーとした山だから西段ヶ峰である。
          
急登を過ぎてからブナの森地帯 山上庭園


                      
山上庭園から直ぐ南に展望の広がった所があり、更に少し南には360度展望の丘のようなピークがあった.。通信ポールが1本立つフトウガ峰、山頂に低い松の木が目印の段ヶ峰、南の奥には千町ヶ峰等が見える。ゆったりする丘である。

写真の両端が南西方向、この丘のようなピークは何とも心地よい山頂であった      画像をクリックすると大きくなります



南に2本ポールが立つ丘が杉山か?体調も良いようなので更に南に歩く、少し下って登り返した辺りから東に分岐があり松の木に黄色いテープが巻いてあった。
          
360度展望の丘から南西を望む 段ヶ峰への分岐点



200mほど歩くと見覚えのある丘に着いた。2004年4月に段ヶ峰から来たところである、さっきの分岐は段ヶ峰からの道であった事が分かったが、2年前には分岐にプレートがぶら下がっていたはずだが!!、なかった。それに見苦しい通信ポール?が2本も立ち興ざめである、この丘が杉山?、西段ヶ峰と思っていたが・・・・・、歩いてきた時ぶら下がっていたプレートによると杉山らしい、いずれにしろ山頂には三角点も山名を知る標識もない、小休止して13:12同じ道を戻る、別な尾根に下らないよう注意しながら登山口に向かい、13:51十字分岐に戻ってきた。石仏に手を合わせて14:00登山口に戻った、今日も無事気ままな山歩きをさせて貰った、帰路上千町集落で大段山の登山口を探す、民家の間に林道がありネットを潜って10m位歩くと獣除けの柵があり、ぬかるんだ林道が続いていた。千町集落の案内には山頂に登った人の写真があるがあまり歩かれてなさそうであった。


2017/8/22追記
杉山は向かしすぎの気が多かったので着けられた山名かも知れないが段ヶ峰と同じようにだらーっとした山で、西側にあるから西段ヶ峰と呼ぶようにンじゃったのかも知れない!今のHPには杉山と書いている人が多い!私の頭に残るのは西段ヶ峰である。
H25年に歩いた人の記録を見ると西段ヶ峰には杉山1088mの標識が立っていた、2本のポールも山頂の様子の動画に写っていなかった。
ポールは風力発電設備の風等々のデータをとるためだったのかも!