表紙へ  年度別登山リスト                
                                                                                       
飯盛山〜黒岩山 相ノ山より
(いいもりやま)  (くろいわやま)
215m     132.5m

                                                     
洞貝山:132m、宮 山:88m
参考地図は平荘湖周辺の全軌跡 神吉山:58m、行者山:78m
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2008/3/21(金)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約9.8km 所要時間:約5時間0分 登り:約時間分 下り:約時間分   7座周回

所要時間 :
湖畔(P)8:55
 →登山口?8:57 →鉄塔9:02 →相ノ山9:26 →分岐A9:48 → 分岐B9:52 →飯盛山10:00〜10:14 →分岐B10:21 →十字分岐10:42 →洞貝山11:01 →分岐11:03 →分岐11:18 →車道(民家裏から)11:30 →林道?11:54 →休憩12:10〜12:27 →宮山12:32→八幡神宮12:56 →神吉山13:23 →行者山13:39 →黒岩山14:04 →湖畔周回路14:22 →湖畔(P)14:35   


木谷山で花粉症が重くなり、じっと家にこもっていたが、気が滅入る、朝起きると曇り空である、しかも強風が吹き荒れていた。土曜日より今日の方が花粉は少ないだろうと思い、以前暑さで歩かれなかった貝山、宮山を歩くことにした。平日の三木街道も渋滞する日が多い、7時に家を出て平荘湖湖畔の駐車場に9時頃着いた。駐車場は山から水が流れている! 青空が広がって良い天気になってきたが風が強い! 花粉が飛びそうである、マスク、眼鏡、点眼薬等花粉症対策万全の準備をして8:55出発する、駐車場の約50m西に道があった(東約120m辺りからも別尾根を登ると相ノ山に行ける)。登り始めると直ぐ鉄塔がありそこからは路岩尾根となる。
          
湖畔の駐車場、一昨日の雨が浸みだしていた 尾根の路岩帯、山頂は相ノ山


            
少し雨水が浸みだしていたので注意しながら登る、路岩地帯の上部からは平荘湖が一望でき、気分爽快である。ただマスクとゴーグル姿で歩いているので爽快感も半減するし、送電線が邪魔をして(送電線2系列)景観損なわれている。
相ノ山山頂直前から路岩帯尾根と平荘湖を見る、右端は黒岩山、帰路はこの稜線を真南に下る



あゴーグルが直ぐ曇るのでゆっくり注意しながら歩いたが約35分で相ノ山に着いた、2度目である。マスクが濡れると呼吸がしにくくなるのでティッシュを入れてここから歩くことにした。強風がまだ続いている、おかげでゴーグルの曇りも晴れてくれるので助かるが花粉も多く飛散しているだろうなーと考え歩いていく、分岐A、分岐Bを経て10時には飯盛山に着いた。(飯盛山辺りの展望は2005.7.15の記録見て下さい)あ
          
花粉症対策万全のゆったりさん、相ノ山にて 飯盛山山頂(北側から南を見る)



2005年に来た時は暑さで息も絶え絶えであったが花粉症時期はマスクで苦しい、びっしょりのマスクを取り替え一休みして洞貝山に向かった。飯盛山山頂の直ぐ南にの尾根でこれから歩く洞貝山、宮山が一望できる、奥には播磨アルプスが横たわっており、高御位山がひときわ目立つ。

飯盛山の南の尾根から洞貝山とその奥宮山、更に奥は播磨アルプス(中央最高峰は高御位山)



分岐Bから下り始めると直ぐ露岩地帯に出る、岩盤にペンキで矢印が有るので間違うことなく鞍部に下れる。鞍部(十字分岐)に着くと北に向かう道は整備され歩き易そうである。北に行けば飯盛山から下ってきた道と合流して畑谷池に行くのだが2005年に歩いた時はササとツタとイバラで苦しんだところである、もう整備されているだろうか?、南は大コースの案内があるが「これより少年自然の家敷地内につき立ち入り禁止」の立て札がある。ここからは遊歩道である、自然の家の敷地は木が伐採され何かの木が植林されていた。少し歩くとまた分岐がある。(2005年はここでバテて十字分岐と同じ立て札が建っていたにが無視して馬の頭池に下ったのだが!)
          
分岐Bから鞍部(十字分岐)に下る路岩帯 鞍部(十字分岐)から洞貝山への遊歩道


                      
良い雰囲気である、花粉症がなければ最高の山歩きなのだが!マスク内に入れたティッシュ取り替え、点眼し、写真写し、大変である。しかも今日はデジイチを首からぶら下げているので更に不自由である、なんやかんやしながら11時には洞貝山に着いた、この東屋で昼食する予定であったが時間が早いので北に向かう。直ぐ分岐があり遊歩道は自然の家の方にUターンしていた。
          
洞貝山山頂直前の雰囲気の良い遊歩道 洞貝山山頂にある東屋



この分岐からも明瞭な道であるが一応山歩きの道らしくなる、あちらこちら踏み跡はあるが北に下っていく、東に畑谷池が見てきた、懐かしい貯水タンク(左端)が見える、フェンスを乗り越え、一息ついた時携帯電話無くしたこと気づいた所である。

洞貝山〜北の尾根を下る途中から飯盛山(右奥)と畑谷池を望む



更に下っていくと小ピークが見える、そのピークの手前の鞍部にも分岐があった、両方とも明瞭な道である、右は多分畑谷池に下っているのだろうと思い、左の道を行く、直ぐ小ピークに着いた、小ピークでも分岐があったが宮山に行くため左の道を下る。一寸怪しくなった道を下ると民家の裏に出てきた。3月初めにTさんも多分ここに下ったと思われる。
          
洞貝山北尾根から小ピークを見る 小ピークから左に下った民家裏



裏庭を失礼して車道に出た。これから宮山北の登山口はどこか分からない、適当に車道を歩いて宮山の北側に着いた。適当に池の横から潜り込んだが笹林で歩く気は起こらず、うろうろして引き返した、宮山の東裾の車道を歩いていくと地図の波線の林道?があったのでそこから歩く、が尾根辺りから南への踏み跡はない、適当に杉林に入る、歩かれるところを歩く、途中から尾根に向かうと踏跡らしきが見つかった、今回も僅かだが藪コギである。踏み跡をたどると古墳1号(多分そう書かれていたのであろう)の標識に出てきた。三角点がない、再度藪に戻り三角点を探すが見つからなかった!
          
ここから宮山にはいる 踏み跡らしきを歩く



三角点見つからないので東側の展望が得られるところで昼食にする、コンロを持ってきたが風が強い!辺りは落ち葉だらけである。飛んできた落ち葉に火がついて飛び火でもしたら大変とラーメン定食は諦めることにした。おにぎりだけの昼食をとり、一休みして亀の背中のような山頂を散策する、藪から飛び出した所から少し南の広場に三角点がその手前に古墳の案内がある、この山には3ツの古墳がある、1〜3号までの古墳案内標杭を見ても古墳が何処にあるのか分からない状態である。
          
藪から飛び出すと古墳1号?の杭がある 宮山山頂、石柱と古墳案内板がある



南に下っていくと東西方向の遊歩道がある東に行くと元の山頂に出てきた。引き返して西回りの道を下っていく、約120m程歩くと分岐がある、そのまま下ると、多分運動公園に行く道のようだったので、Uターンして来た道を歩いて行くと八幡神社に出てきた。

宮山東側の遊歩道から歩いてきた相ノ山、飯盛山、洞貝山、これから歩く神吉山、行者山、黒岩山を見る、右は加古川平野



大きな神社である、境内は城壁のような石垣の上にある、境内の北側に本殿がある、お参りしてからお城の正門のような大きな門を出て車道を歩いて神吉山に向かう、東播工高の手前辺りから稜線に入っていくようだが道が分かり難い、行き過ぎてお墓に入ってしまった。お墓の裏から強引に尾根に登ろう数m藪をかき分けると遊歩道に飛び出した。広い道を歩いていくと分岐があり左に行くと広場のような道?に出る、西側には石碑が見える、のどかな広場である、北側の石碑を見ると日露戦争の戦没者祈念碑と彫り込まれていた、北側から遊歩道が神吉山を回り込むように下っていた。引き返して東に向かう、祠群を抜けると石仏3体が建てられた行者山に着いた。行者像?が見守る先には神吉山古墳5号がある、崩れて古墳とは分からない。宮山もここの古墳も古墳と書かれた案内がなければ分からない状態である。
          
日露戦争の慰霊碑の建つ神吉山山頂 行者山山頂、写真撮った後ろに古墳がある



宮崎西都市古墳群とは全く異なる古墳ではあるが兵庫県にも古墳は多く有るのだと思いながら黒岩山に向かう、この山も表地が流され岩が露出した路岩地帯が多い、途中鎖場もある、鉄塔を過ぎると黒岩山頂である。
          
鎖場もある黒岩山への道 黒岩山山頂(西側を見る)



山頂から東と南に道があるが東に下っても自然の家か幼稚園に下るようなので南に下ることにした。この稜線からの展望は低山なれど爽快そのものである、出発した駐車場、路岩尾根から相ノ山、平荘湖南側の山々、眼下には駐車所が満車状態のウエルネスパーク、遠くには明石大橋と爽快なパノラマを見ながら真南に下る。湖畔周回道に下ると南側に升田山の標識があったが、今日はここまでと湖畔周回道を歩いて14:35駐車場に今日も無事戻ってきた。

黒岩山山頂直ぐ東の分岐あたりから爽快なパノラマ(中央の尾根をを下る)



花粉症の時期はいつもの事ながら辛い山歩きである、マスクにティッシュを入れ頻繁に交換することでマスクの通気は確保され、前回歩いた木谷山のような重症の症状には至らなかった。またすぐ曇る花粉症用眼鏡も風が強かったおかげで長く付けて歩いたおかげで目もウサギの目にならずにすんだようだ。花粉症がなければ最高の山歩きであったのだが・・・・
兵庫県の山は鉄塔が多い、宮崎で2度巡視路と出会ったが大谷山の巡視路など大ヤブ状態で歩く気さえ起こらなかったが、木谷山、今回の平荘湖周辺、整備された巡視路と山道が兼用されているところが多い。今日も良い山歩きをさせてらった。