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百丈岩−鎌倉狭
(ひゃくじょういわ)(かまくらきょう)
292.2m
                          
神戸の山
                    
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2006.05.15(月)曇り メンバー :単独
歩行距離:約Km 所要時間:約0時間00分 登り:時間  下り:時間分  

所要時間 :
林道脇P9:52 →登山口9:56 →百丈岩10:33 →静ノ池10:55 →巡視路11:15 →(巡視路) →林道11:55 →一つ目の階段12:04 →平田配水場12:40 →青石古墳12:42 →出合12:56 →(鎌倉狭)→登山口14:12 →林道脇P14:17        


春日町の城山−千丈寺山を歩く予定していたが、朝方急遽百丈岩を見に行くことにした。8時過ぎ家を出て9時半に百丈登山口近くに着いた。林道?脇に車を止めて奥に歩いていくと売店があり(有料駐車場有=500円)、売店横から百丈岩と鎌倉狭への分岐となっている、売店の裏の庭のような脇を通り百丈岩に向かう。(登山口から見る百丈岩は迫力がある)
        
矢印に示す(左)百丈岩、(右)鎌倉狭 売店裏の登山口から見る百丈岩
百丈岩案内 画像をクリックすると大きくなります


売店の庭の横から百丈岩に向かうと一般用とクライマー用のコースに別れている、当然一般用を登って行く。一般用でも鎖場が有る。鎖場を登り切ると緩やかな道となり視界が広がる。木々の間から迫力のある百丈岩が目の前に現れる。
               
登山口から直ぐの鎖場 緩やかな尾根道から見る百丈岩
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百丈岩から先端の岩に祭ってある石像?の所まで行こうとしたが我が心臓では行かれなかった。大台ヶ原の大蛇ーを思い出した。
        
百丈岩 左写真より少し位置を変えてみる百丈岩
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百丈岩の少し手前に百丈岩を見る良い場所があった。曇っていたが新緑がまぶしい、渓谷の西側に東側が落ち込んだ小ピークがあり頂き辺りに地肌が見えていた、そこから百丈岩の眺めも良いかも知れない。10:33百丈岩に着いた。

百丈岩直前の尾根からの展望          画像をクリックすると少し大きくなります


大蛇ー(大台ヶ原)のミニチュアである、が岩の上を立って歩けない、這って先に進む、切れ込んだ先の岩には石像が置かれていた、クライマー達が祀っているのだろうか?。岩場に座り300度近い展望を楽しむ、昼食に良い場所だがまだ早すぎるので静ノ池に行ってみることにした。



百丈岩から静ノ池に向かう道は爽快感は全くない、しかもジュクジュクの道が多い、地図の北に向かっている破線は通行禁止の木が置かれていた、そこから直ぐJR道場駅への分岐があり、更に少し歩くと静ノ池に着いた。堰堤を歩いていくと北方向にしっかりした道があったので様子を見に行く、薄暗い雑木林の道であるが歩きやすかったのでそのまま歩く、暫く歩くと大規模採石所に出てきた。採石所脇から暗いぬかるんだ道を下ると十字分岐に出てきた、左右の巡視路が良い道なので左の巡視路を歩くことにした。巡視路を少し歩くと百丈岩と書かれた分岐に出た、少し歩いてみるが良い道である(先ほどのJR道場駅と書いた分岐と繋がるのかも知れない)、引き返して少し下ると左に又巡視路がある、木々の間から南に鉄塔が見えているので昼食場所に良いかもと巡視路を歩く、しかし昼食場所みつからぬまま小さなアップダウンを繰り返すと朝車で通った林道に出てきた。
        
下山先未確認の道から巡視路に向かう 林道に下る直前の巡視路


百丈岩で気になった西の小ピークに行ってみようと200mほど北に戻り橋を渡って階段の道を登る、数を数えながら登る、数え間違いがなければ丁度200段、登り切ると幅5mほどのアスファルト道に出た標識に神鉄二郎駅と書いてある、少し歩くとT字になっており右側は車止めが、右も広いアスファルト道が続いている。良い展望が見られると思いこのアスファルト道を歩いていくと芝の広い道に変わり突き当たりで又階段があった。ここも数えて登ったが休み休み登ったので定かでないが158段であった。持ってきた地図の範囲外で何処を歩いているのか分からない。
        
巡視路入口から約200m北地点から階段の道を見る 2つ目の階段下から歩いてきた道を見る


階段を登ると又アスファルトの道である、引き返そうかと考えていたら大きな施設に着いた、神戸セミナーハウスらしい、フロントで道を訪ねるとここから直ぐ南に平田配水場が有り、その左から鎌倉狭に行ける、ハイキングコースだから水が増水してなければ楽に歩けるとのことだった。お礼を言ってから教えて貰った道に向かう。平田配水場から直ぐの所に青石古墳があった。このような山の中に古墳?と言うことは大昔(古墳は7世紀頃のものらしい)からこの道があったと言うことになる、この道も古道であるかも、“青石古道と命名!?” 等とかってに名前をつけながら鎌倉峡に向かう、出合に近づくにつれ道は荒れてくる。鎌倉峡で昼食だ!と下っていくと12:56イメージが違う河原に出た、清流の香りは全くない、水は不透明であちらこちらに生活ゴミが・・・・もう食欲はなくなる、食事抜きで鎌倉峡を下っていく。道がどうなっているか分からないが岩場になると赤ペンキで○が描いてあるのでそこを歩く、岩に水がしみ出してきているので注意して進む、半分過ぎた辺りから更に厳しい道?となる、これハイキング道なの!とぶつぶつ言いながら進むと鎖も足場もない岩に丸印が、水が少なければ下を歩かれるのかも知れないが・・・・。
               
水が澄んでゴミがなければ良い渓谷である 鎖のない岩場を横切る(要注意)


やっと通過すると2人ずれの人が岩に立っていた、挨拶して話を聞くと次の月例会で歩く前に川の増水を事前チェックに来られここから引き返すとのことであった、何回か来られているようで道はここから東岸を歩くことになり目の前の川を飛び越えないと下れないと言われた。東側には飛び移れそうであるが東から西に飛び移るのは大変そうである(西の岩が高い位置にある為)、何十年ぶりかの幅跳びをしてお礼を言ってから東川岸を下る。
        
ここで西川岸から東川岸に渡る 斜めの濡れた岩、要注意である
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厳しい最後の岩場を過ぎるとまもなく川から離れ平らな道となる、別の売店の横を抜けると百丈岩との分岐に戻ってきた。丁度百丈岩から2人ずれの女性の方が下ってこられ、セミナ−ハウスから鎌倉峡を歩き百丈岩に行った帰りでこれから階段の道を歩いて戻るとのことであった。あの厳しい川道を歩いてきたのだから女熟年は強である。14:17車に戻り車の中で味気のない昼食をとって帰路についた。
今回歩いた道では百丈岩までは気分良く歩かさせて貰ったが後はただ黙々(何処に出てくるかという楽しみはあるが)と歩くだけであり、期待した鎌倉峡は失望させられた。上流に県道等が川と平行して走っているので食事を済ませたゴミを川に投げ込んでいるのかも知れない、折角の良い渓谷和める渓谷に戻ってほしいものである。