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花切山(宮崎)
(はなきりやま)
669.2m

                                                     
岩壺山は途中断念 宮崎百名山
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2007/10/18(木)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約11.0km 所要時間:約6時間20分 登り:約3時間15分 下り:約3時間5分

所要時間 :
椿山キャンプ場遊歩道(P)7:57 →登山口8:06 →分岐A8:21 →分岐B9:02 →分岐C9:16 →花切展望所9:47 →分岐D9:56 →花切山10:00 →分岐E10:32 →(P703過ぎて道迷うー林道分岐)) →分岐F11:20 →同じ道引き返す  →花切山12:15〜12:30 →分岐C13:06 →鏡州万葉の滝13:56 →分岐A14:12 →登山口14:29 →椿山キャンプ場遊歩道(P)14:38   


椿山キャンプ場から花切山経由岩壺山まで歩こうと早朝出かける、キャンプ場奥の遊歩道脇東屋に8時前に着いた、気温は5℃強、一枚余分に着込んで8時に出発する。遊歩道上にある以前確認していた登山口から花切山に向かう、道が遊歩道と同じ感じである、この道トロッコ軌道跡かも知れないと感じた?、晴天続きではあるが泥濘の箇所がが多い!
      
椿山キャンプ場川向かいの東屋(昔、集木跡地) 花切山登山口から少し歩いた所

            
登山口から約15分で分岐Aに着いた。案内では滝コースは花切山迄105分、尾根コースは95分と書いてある、時間が短くて登れる尾根コースに向かう、しばらく遊歩道のような道を歩く、8時半頃から急登の尾根道になり始めたジグザグの急登、アルミの梯子のある道を登って行くと8:50頃尾根道に出た。緩やかな尾根道を歩いていくと、9:02あかご淵への分岐Bに着いた、少し登って行くとアングルの標柱に薄く字が書かれている、滝コースと合流(分岐C)に着いた。
      
急登の尾根道には梯子の架かっている所もある 滝コースとの合流(分岐C)分かりにくい!


この分岐Cを超えた辺りから、やせ尾根の急登が連続してくる、注意しながら歩いて行く、9:36断崖から展望が得られる所に出た、ロープが有るがその向こうに行っている人がいるようだ、岩の所からは良い展望かも知れない?がその気は全く起こらない!先を急ぐと花切展望所への分岐Dが??展望所は登山道から直ぐだが急登である。2分ほどで展望所に着いたが思ったより貧弱な展望所であった。(ベンチもなく、展望も最高とは思われない)
      
尾根道途中からの北の展望 尾根道から少し離れており意外に狭い展望所


展望所から西には鰐塚山、霧島連山が望め、北は宮崎市街地が望める、今は閉鎖されてしまったシーガイヤの建物、オーシャンドームが見える、爆音が響くと思ったら宮崎空港が有るのだがここからは見えなかった。
      
展望所から西の展望 展望所から北の展望


展望所の東には太平洋と山だけ、海岸線が僅かに山間から見える青島の辺りか?青島でも見えたら良い展望所なのだがと思いながら写真(展望写真にはならない)を撮って山頂に向かう。9:56斟鉢山への分岐Eが!分岐Eから約4分で花切山に着いた。
      
展望所から東の展望、青島の辺りだろうか? 花切山山頂、登山道から東を見る

                      
時間は10時Webでは岩壺山まで片道85分と書いてあったが15時に下山するにはぎりぎりである、足の痛みも無く道も良さそうなので行ってみることにした。10:31分岐Fに出たが案内は??逆Y字、道はYの字状である!左の道が明瞭だったので下って行く、磁石を見る、北東に歩いている??、おかしいと思い引き返す、案内は岩壺山、北とくそ山???、好隣梅???。よく分からないが右の道を行く、しばらくする右が岩、真っ直ぐは杉林の急下り、杉林を適当に下ると重機の跡が、林道造成中?まだ半分も来ていないのに11時前、岩壺山はここで断念した、林道!を東に歩いて行くと林道分岐に出てきた、地図を見ると内海林道の延長のようだ。
      
分岐E、案内の矢印が紛らわしい 伐採には早いのでは!、植林帯の林道造成


凸凹の造成林道を西に向かうと消滅状態!、鞍部に行くと北の岩場にブルーのテープがここが尾根道らしい!鞍部から11:30までと決めて南に向かう。テープを注意し確認して歩く。11:12ほとんど字の読めない赤い案内があり岩壺山50分、花切山?50分と書かれていた。西に道があり椿山キャンプ場と書かれていた(分岐G)。以前登山口探しに来た時、ミニ展望台から「遊びと学びの森」と書かれた所に下るのだろうと思ったが良く分からない道であるので、尾根道を引き返すことにした。帰路又道を間違える、巨岩の間を下っている、おかしいと尾根に向かって藪コギすると下右写真の左から登ってきた。
明瞭でない山道、下山では尾根間違いが遭難のもとである)
      
尾根は写真の中央から下ってくるようだ(暗部から北を見る) 帰路は画面左から藪コギでコースに戻る


根道の帰路も同じ踏み跡と違う所を歩くことが多い!道が出来ないわけである。12時前、熟年夫婦!が歩いてこられた!! どこまで行かれますかと訪ねたら 「ちょっとそこらまで?」 このような返事されたのは山歩きして初めてだったので山の話はしなかった。黙々と尾根道を戻り12:30花切山に戻ってきた、70分かかっている、某氏のWebの時間は健脚の熟練者の時間だろう、無理しなくて正解である。ぱっとしない花切山で昼食をとり、直ぐ下山する、時間に余裕があったので再度花切り展望所を覗くが休日で最高の天気なのに誰もいない!
      
岩場もある尾根道、下りが間違いやすい 下山側から滝コースに入った辺りの道


急斜面の下りは登りより尚注意が必要だ!ゆっくり下る、13:05滝コースとの分岐Bに戻ってきた、どうするか!沢の水は少なかったので滝も期待できないが別の道を下ってみたいので、滝コースに下る、良い天気ではあるが谷は薄暗い、しかも踏み跡が不明瞭なところが多い、その分案内が多い、迷うことは先ず無い道である。道はやがて石だらけの沢を歩くようになる。木の階段の道などを下っていくと鏡州万葉の滝に下ってきた、水量は豊富なら見応えのある滝だろうが水が無く貧弱な滝となっていた。
          
岩だらけの川を歩いているような道 鏡州万葉の滝、水量が多ければ未後手のある滝かも!


記念に滝の写真を撮る、登山道はどこに?滝壺の西に梯子が架けられている登ると遊歩道と同じような道(トロッコ道?)になる、ここからは歩き易いがナビは全く受信不可状態、データは諦めて、トロッコの形跡を探しながら歩く、左が崖崩れた辺りに10mほどのレールらしい物が谷にぶら下がっていた。間違いなくこの道は昔木材を運ぶトロッコが走っていたと確信する。14:12分岐Aに下り14:29登山口に下ってきた。遊歩道を歩いて14:38無事駐車場所に戻ってきた。
      
滝からの登山道探す?、中央の梯子 梯子を登って直ぐの登山道(トロッコ道?)


駐車場所には一台車が止まっていた、あの夫婦の車だろう!あの時間帯からどこに行くのだろうか!
しばらく川で汗を拭いて上から下まで全部着替えて帰路に着いた。
事情がありどの道を帰るか迷う!時間的には椿山森林公園を散歩して帰りたかったが・・・・・・・
迷ったあげく裏道を帰ることにした。帰路途中良いこともある、「県指定有形文化財 “山仮屋隧道” 」を歩かさせて貰った。
広い農道など知らない道を走り無事機嫌良く都城に戻ってきた、ほっとする。

家一郷林道を検索していたら女性でもこの尾根(とくそ山系と云うらしい)22km近くを9時間かけて縦走しているWebを見ると完走?(歩)出来なかったことが多少悔しい。霧島山系と違って派手ではないが起伏の激しい、ある意味で醍醐味のある尾根道かも知れない!



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