2007.06.27霧山、甲賀山、明治山 兵庫100山
十九山登山口 安全山−十九山の尾根道
安全山から下った所の西端通信塔石垣の上から南を望む
20070628追記:正面の小山、手前が甲賀山、奥が明治山、その左霧山、右の山が弘浪山)


朝起きると予報通り晴れである。それも快晴、昨晩決めていた氷上の安全山と穴地蔵を歩いてみることにした。安全山には車で何回か登っている(通信施設まで)、車道を歩いてもつまらないと思っていたが尾根から通信施設道路を歩かず周回できる道があるらしいので歩いてみるため7時過ぎに家を出る、安全山から井中に下る下山口を探しながら登山口に向かう、下山口が見つからないまま十九山古道入口(Webで調べたが十九山と水山の区別つかず十九山は山名ではないかも???)着いた。
近くのお墓に駐車させて貰い9:15穴地蔵に向かう、登山口は標識の道を民家まで歩き右に折れて植林帯に入口がある、林道を登って行くと荒れた道となる。至る所に立てられた “穴地蔵” の標識、6個ぐらいまで記録していたが数が多くて止めてしまった。今龍寺跡があるらしいがどこか分からなかった。やがて登山道らしき道に入る、{尾根までの間に小さな石地蔵が4体しか確認でなかった(下記に案内板の内容記載)}。植林帯を暫く登ると東西の尾根道にでた、快適な道を登って行くと蛇と遭遇する、真っ黒な蛇であった、又蛇を気にしながら登ることになった。下を注意しながら歩いていると “トイレ” という標識が目の前に??、様子を見に行くと林の中にブルーシートで囲っただけの簡易トイレがあった。10:02十九山−安全山の尾根道に着いた、安全山への道はちょっと頼りなそうに感じたが尾根の右側(穴地蔵)に向かった。
所要時間
P 9:15 →登山口9:21 →小尾根9:52 →分岐(尾根)10:03 →展望所10:15 →穴地蔵10:25 →分岐(尾根)10:42 →P452 11:12 →安全山11:48 →展望所11:56〜13:55 →(通信設備道路) →ゲート14:51 →(県道109) →P 16:24 
尾根道を登って行くと南東側が切り開かれた展望所に着いた、正面に通信塔がある安全山が目につく、一息入れて穴地蔵に向かう。
10:45井中から登ってきた分岐に戻ってきた、分岐から少し草が茂った道を不安な思いで下っていく、が直ぐにしっかりとした尾根道となり快調に歩いていく、展望が全くないのが少し寂しい、11:14タカクラヤマの分岐点であるP452に着いた、1時間あれば往復できるとは思ったが安全山からの下山道が未確認である。無ければ同じ道を戻るか通信施設道路を延々と歩くこと考えると無理は禁物と安全山に向かう、P452と安全山の間に井中に下る道があるはずと注意して歩いたが踏み跡らしい道は見つからなかった。11:50全く味気のない安全山に着く、記念写真を撮ってから通信設備のある展望所に向かった。

安全山から下った所の西端の通信塔

井中で安全山への道を再度探すが見つからない、“氷山 永晃ロッジ”入口の少し東に林道があり、ここから歩けるのかも知れないが通信施設とテレビのアンテナ群の展望所、味気のない安全山(3角点)は魅力のない山、確認する気になれず帰路についた。
今日の山歩きは快適な山歩きではなかった、がいい人との出合いがあり山歩きしていて良かった事が救いであった。

展望所の南東側

真っ直ぐ尾根を下っていくと上新庄の標識から山側5mぐらいの所の巨岩の中にお地蔵さんが祀られていた、巨岩の奥に穴地蔵寺があったのか平らな場所がある。お参りしてから引き返し安全山に向かう。
安全山から下っていくと西端の通信塔横に出てきた、金網にしがみついて通信塔施設道路に降りる、舗装道路を登って11:56見慣れた展望所に着いた。昔のイメージとは大きく様変わりしており展望場所からも大きなTVアンテナ群が展望を台無しにしている、展望所には通信施設の工事者とTV局の方が居られた。TV局の方から丹波のいろいろなことを聞かせて貰い、長々と仕事の邪魔をさせてしまった。下山道がなければ下まで送って下さると言っていただいたが先に下山して貰った。
昼食を済ませ再度下山道を探すが踏み跡があるような所は見つからなかった。薄暗い展望のない尾根道は戻る気がしない、約10kmの舗装道路を歩くのも気が進まない、が通信施設道も歩けば思い出が出来るかも知れないと思い通信施設道と県道109を歩くことにした。13:55展望所を後にして舗装道路を下る、道路沿いのもみじやヤマツツジ、名前の分からない白い花(コガクウツキらしい゙)、ピンクの花などを楽しみながらゆっくりと下る。通信施設道の中間辺りでウオ−キングされていた方と出会ったので安全山からの下山道を聞くと今はないとのことであった。14:50ゲートまで下ってきた。ゲートとその近くに注意書きがある “午後7時〜午前6時までゲートは施錠”、“9月20日から11月15日まで入山禁止” 扉の外に出て狭い県道109を車を避けながら井中に向かう。車に乗っていれば見られないいろんな方向からの安全山と五台山−五大山等を眺めながら16:24やっと戻ってきた。
展望所から植林帯の道を下っていくと十九山との分岐がありそこから直ぐ山の斜面に大岩が植林帯の合間に見えてきた。
注意事項
安全山は9月20日〜11月15日まで入山禁止。
午後7時〜午前6時迄ゲートは施錠される。(通信施設路)
十九山登山口案内板
十九山は達身寺を抱く山で、今寺谷か
ら登る道端に106m毎に18体の石地蔵
があり、因幡幸助の名が刻まれている。
上新庄から達身寺に至る。
登山口入口には今瀧寺墳墓数十基
が残っている。また、甲谷の背面山上に
穴地蔵の岩窟があり、四国霊場立江X
からの分身「子授り地蔵」が祀られてい
る。春には相当のお参りの人で賑わった
と古記に記されている。

の文字は判読不明であった。

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年度別登山リスト

a 走行距離 所要時間
往路 約 1.7km 約 1時間15分
復路 約 1.4km 約 0時間55分
参考地図
参考標高
登山口(Mapion)
★日時
★登山口
★同伴者
★参照地図
2006.05.25(木)晴れ
丹波市氷上町井中
単独
国土地理院【黒井(南西)】
穴地蔵−安全山
(あなじぞう)   (あんぜんさん)
−−−     537.4m
十九山古道(中央の標識)入口からこれから歩く尾根道と安全山を望む
展望所から南東方向の展望、中央が安全山、左井中の集落、奥五台山等
十九山との分岐点 植林帯の斜面ある穴地蔵
穴地蔵は上新庄に向かう登山道脇にある 巨岩の穴に祀られた地蔵さん
歩きやすい尾根道であるが安全山まで展望無し 標識もプレートもない安全山
登山口近くの林道脇、正面登山口 にぎやかな大甲山・行者山登山口「い」
展望所から南東を望む、正面奥は向山連山、左に愛宕山、五大山等が望める
通信施設道沿いのもみじ 通信施設道沿いに咲く花(コガクウツギ)